一方その頃雷慈達はいつもと変わらぬ日常を送っていた。部活動を勤しんだり・・・
「真司、パス!」
和也は真司にをパスを回す。
「雷慈、一気にゴール決めろ!」
真司は雷慈にパスを回す。
そして雷慈のシュートは見事にゴールに入った。※雷慈達はサッカー部に所属しています。
「やるじゃねえか雷慈!」
チームメイト達は雷慈を賞賛した。
そして休日はごろ寝したりレジャーを楽しんだりと様々だ。
ある日、雷慈はエレナ&マリナと喫茶店で話していた。
「そんでよー、アイツ隠し持ってたエロ本見つかって色々ヤバかだったらしいぜ。」
「それは大変だったのね。」
「あたしの友達もバレて恥かいて・・・」
しばらくして三人は店を出た。
「次どこ行く?」
「それじゃあ・・・」
と言いかけた時だった・・・
一方、和也と真司は公園のベンチに座っていた。
「何か暇でしゃーないなあ。」
和也がぼやくと真司はこう言った。
「そんじゃゲーセンでも行くか。」
「そうすっか。」
二人は公園を出た・・・その時だった。
ドドーン!!
凄まじい衝撃と共に辺りが煙に包まれる。
「何が起きたんだ?」
慌てふためく二人、すると直後に二人の男と一人の女が現れた。
「お前らは誰だ?」
二人が口を開くと三人は喋りだした。
「俺はシャークだ。」
「私はタイガーよ。」
「俺はベアだ。」
三人は名乗ると揃って喋りだした。
「テメェらはパラレルヒーローズとやらを知らねえか?」
三人の気迫に怯える二人。
「俺達は何も知らねぇーっ!!」
二人はその場から逃げ出そうとした。しかし
「待てゴルァ!!」
ベアが二人を捕らえる。
その頃雷慈達はさっきの衝撃でただならぬ気配を感じていた。
「何か危ない気配を感じるわね。」
「変身したほうが良さそうだな。俺とマリナもスマホを改造してもらったから同時に変身出来るようになったんだし。」
雷慈がそう言うと三人は変身した。
一方、二人を捕らえたベアは睨みを効かせていた。
「本当は何か知ってんだろ?知ってるなら隠さねえでさっさと教えろ。さもないと纏めて殺すぞ!」
「本当に知らないんだって。」
ベアの迫力に怯えながら否定する二人だが、
「口で言っても分からん奴にはくたばってもらう意外にないな!!」
ベアが二人に拳をぶつけようとしたその時だった。
「その手を離しなさい!」
少女の声に続いて横から三人がベアに飛び蹴りをかます。
ベアは三人のキックを喰らってその場に倒れた。
「テメェらはあの時の・・・」
二人を救ったのはパラレルヒーローズだった。
「怪我はない?」
ピンクは二人に優しく声をかける。
「もしかしてあの時の?」
パラレルヒーローズとの再会に喜ぶ二人。すると二人はイエローが気になった。
「あの子は?」
二人の声にイエローが反応する。
「あたしはパラレルイエローって言うの。あたし達三人で街の平和を守ってるの。」
「俺和也って言うんだ。」
「俺は真司。よろしくね。」
一同は和気藹々した。
「オイテメェら俺達は放ったらかしか!?」
傍観していたベアが声を張り上げた。
「君達は危ないから逃げるんだ。」
ホワイトは二人に逃げるよう促す。
「ハイ、分かった。」
二人はホワイトに促される形でその場から逃げ、パラレルヒーローズはポイズンの三幹部と相対した。